ゴールデンウィークは〈KOZABURO〉 による「PHANTOM RANCH MARKET」開催。
昨年のゴールデンウィークに大盛況だった〈KOZABURO〉のイベント「Land of Setting Sun」に続き、今年もゴールデンウィークも〈KOZABURO〉のイベントが開催決定。
今回は〈KOZABURO〉のサブプロジェクト”PHANTOM RANCH”によるハンドクラフトのリメイクアイテムが揃うイベントでお出迎えいたします。
- こちらの企画展はUNEVEN GENERAL STORE(栄店)/赤座ビル1階奥・フリースペースでの開催となります。


「イベント名」
PHANTOM RANCH MARKET
「イベントコンセプト」
“PHANTOM RANCH”は、〈KOZABURO〉によるサブプロジェクトで、古着に新たな命を吹き込むことを目指しています。荒々しくも精緻な手仕事を通して、その時代の生の精神を体現する新しいスタイルを生み出しています。
ブルックリンのスタジオで一つ一つ手作りされた、唯一無二の作品は、ウェブストアで不定期に販売されます。
それぞれのキャップにあしらわれたホチキスのモチーフは、漆と金を使って壊れた陶器を修復する日本の工芸「金継ぎ」からインスピレーションを得ています。禅仏教の哲学に深く根ざしたこの芸術は、不完全さ、簡素さ、そして人生のはかなさの中に美しさを見出す「侘び寂び」の真髄を体現しています。


– 金継ぎの物語 –
直接的な言及は、日本の国宝とされる龍泉青磁の鉢「馬蝗絆」に見ることができます。これは1175年に中国から平重盛に贈られ、後に8代将軍足利義政に受け継がれました。
義政はこの鉢にひび割れがあることに気づき、交換のために中国へ送り返しました。後に、同じ鉢が金属製のホッチキスで修復されて返送されてきたことに義政は感銘を受けました。青磁を完璧に再現することは不可能だったため、陶工は再び青磁を蘇らせることを決意し、これが侘び寂びの美意識の発展につながりました。
この逸話から、日本の職人が貴金属の粉末を混ぜた漆で意図的に傷ついた陶磁器を修復する金継ぎの技法が生まれました。
侘び寂びと金継ぎの歴史は、現代における解釈である”PHANTOM RANCH”に集約されています。不完全さ、保存、そして一体感を重んじるブランドです。
そんな”PHANTOM RANCH”によって新しい息吹を吹き込まれたキャップやウェアが海を渡ってやってきます。
1点モノの為数ある中からのお気に入りを選んでもらえるよう、かなりの数をご用意しておりますので是非この機会に自分だけの1点に出会に来てください。




「開催日程」
2025年5月3日(土)~2025年5月18日(日) の16日間。
「開催場所」
UNEVEN GENERAL STORE 1階・フリースペース
460-0008 愛知県名古屋市中区栄四丁目14番25号 赤座ビル1階
「ゲスト」


designer : 赤坂公三郎
東京で生まれ育ち、現在はニューヨークを拠点に自身の名を冠したメインライン「KOZABURO」とセカンドライン「Wave of Sand」のコレクションを隔年で制作している。
その他にもスノーピーク、ラングラー、ショット、ビブラムファイブフィンガーズなどの企業とのコラボレーションプロジェクトも行っている。
日本の東洋大学で哲学を学んだのち、最終学年にファッション業界でのキャリアを追求することを決意し、セントラル セント マーチンズ カレッジ オブ アート & デザインに入学し、ファッション デザイン メンズウェアの学士号を取得。
セント・マーチンズの後の数年間、彼はトム・ブラウン等の多くのデザイナーの下で働き、そこで過ごした時間が、自分の美学を自分のブランドに発展させたいという意欲を強め、その結果、パーソンズ スクール オブ デザインに入学し、MFA の学位を取得。プログラムの初年度の2016 年春夏 VFiles ランウェイで優勝し、学位を取得すると、最終論文コレクションがドーバー ストリート マーケットに保管され、2017年にはLVMH特別賞を受賞。
-KOZABURO-
WEB : https://kozaburo.com
INSTAGRAM : @kozaburo_official
-Wave of Sand
INSTAGRAM : @Wave_of_sand
という内容です。では、会場にてお会いしましょう。スタッフ一同、お待ちしております。
何かしらの不明点があれば、お気軽にお問い合わせ下さい。宜しくお願い致します。
「メール問い合わせ」
info@uneven.jp
UNEVEN GENERAL STORE IG : uneven_general_store